lanyardとclimbing ropeの2点確保

 

ツリークライミングは、
直訳すれば
木登り
だが、

実のところ、
ロープ操作による上昇(あるいは下降)
というイメージ。

樹は幹があり、
枝が生えていて、
ロープをくくったり、
かけたりする場所が多い。

なので、
ロープを駆使すれば、
樹上のほとんどどんなところにも
いける、
というものなのだと思った。

 

###

 

数学がわかる人だけに書くと、
ランヤードとクライミングロープによるワークポジショニングは、
線形結合のようなものだ。

ベクトルA,Bが張る三角形の間は自由に移動できるという感じ。

cA+dB

という線形結合を考えて、

Aをランヤード、Bをクライミングロープとして、
c,dがどのくらいそのロープに荷重をかけるのか
という量だと考えると、理解が非常にすっきりする。

まぁ実際のロープワークはなかなか、そのようにうまくはいかないのであるが。

理屈はそのようになっている。

 

####

 

ロープワークは、
数学なり、物理学を鉛筆ではなく、
体で行っているという感じがする。

数学するときは頭の中で動かした係数が
現場では、
フリクションヒッチの緩め具合になる。

脳内で生成されたベクトルは、
自分への荷重や、体の移動方向として認識される。

、、とまぁ、
ロープワークと数学の共通性はおいておいて。

 

###

 

とりあえず、
樹上で、
チェンソーワークができるくらいに安定した体勢を
保てるようになるまで、
樹に登る練習をする必要がある。

 

###

 

根拠が大事だなぁ。

落ちない根拠を集めていこう。

まず、
SRTで樹上に登攀するとする。

その際、
クライミングロープを、
枝またにかけて、
ランニングボーラインで、
枝またをチョークする。

で、
クライミングロープに
ヒッチクライマープーリーをつけて、
フリクションをかけて、
ハーネスに接続して、
登っていく。

ここで、
登る前にバウンスチェックを行うことで、
自分の体重が枝にかかってもおれないことを確認する。

枝が折れないことが確認できたら、
自分の体重では、
枝が折れない
という前提が出来上がる。

そして、
ランニングボーラインにおける、
ボーラインノットのTDSがきちんとできていれば、
チョークがほどけることはない。

ボーラインのTDSと、
枝の支持力で、
SRTで、ロープが外れることはない。

で、登りだすわけだが。

登りだして、
落ちないのは、
フリクションヒッチのVTが
ロープとフリクションコードの摩擦を生み出して、
自分の体重を支えてくれているからである。

つまり、ずり落ちない根拠は、
フリクションヒッチの、摩擦、ということになる。

よって、

  • 枝が体重を支える支持力が持っていて(バウンスチェックで確認)
  • ボーラインノットが解けないようになっていて、(TDSで確認)
  • フリクションヒッチで摩擦がきちんとかかっている(TDSで確認)

の状態があれば、
SRT登攀中に
地面に落下してしまうことはまずない!

おけ。

 

###

 

樹上での、
ワークポジショニングにおいて、
落下しない根拠は、

結局のところ、

  • クライミングロープのフリクション
  • ランヤードのフリクション
  • ランヤードをかける枝の支持力

ということになるか。

まぁハーネスのブリッジに
カラビナがきちんとかかってロックされているというのもある。

カラビナは3wayのロック式だから、
勝手に外れることはまぁない。

落ちない根拠
とは、
死なない根拠
でもある。

これら、
自分の命を保証する確認事項は押さえておきたい。

 

おわり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です