5月が終わる日、サバエ刈り

 

最近は、
林業と農業を両方している。

林業の方は、
拡大竹林の防止のため、
サバエ刈りをしている。

サバエというのは、
竹の根(地下茎)から出る
笹のようなものである。

サバエを放っておくと、
サバエの葉っぱが光合成をして、

その栄養が地下茎(根)に送り込まれて
根が元気になり、
再び竹が再生する。

竹林が拡大することを防ぎたいため、
サバエを刈ることも必要になってくる。

サバエは、
親竹になる筍が出てくる時期から2-3週間遅れてから出てくる。

というわけで、
今頃にサバエ刈りをしているというわけである。

サバエは草刈り機(刈り払い機)か
あるいは、のこぎり、剪定ばさみで行う。

なるべく根元に近いところで
切ることを意識したい。

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作業自体は、
5月末の暑い中行ったので、
まだ暑さに身体が慣れていないので、
非常にくたびれる。

非常にくたびれる。

身体の疲れはある意味シンプルでいい。

休めば回復するから。

心の身体に比べれば、わかりやすい。

けれども、疲れたことは事実。

くたびれた。

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サバエの周りには、
トゲトゲで、
根がよく張っている草が生い茂って(繁茂)している。

トゲが薄い生地の服を通って
身体に突き刺さって痛い。

一応、
このようなトゲトゲした植物は、
植物界の先駆者と言われているらしく、

トゲトゲした植物が先に生い茂り、
その下で将来大きな樹木になる植物が育っている。

樹木の子供は、
獣の食害から、
そのようなトゲトゲの草によって
守られているというわけである。

ほほー
植物の世界はうまくできているんだな。

もっと、
こういう植物の遷移みたいな知識を入れたら、
山の管理も楽しくなるんだろうな、
と思う。

それから、
「漆」
の木もたくさんあった。

漆(うるし)の樹液が肌にかかると、
肌がかぶれるという非常に怖い樹木だ。

特徴は、
葉っぱの形が丸く、
そして、
枝から生える葉っぱが
対生(たいせい)しているところである。

互い違いに葉っぱが出ていることを、
互生(ごせい)
という。

対生(たいせい)とは、
枝の同じところから、
葉っぱが出ているということである。

漆は、丸い葉っぱが対生している。

対生している樹種はわりと珍しいので、
対生している木には気をつけよう。

山は、
都会や街とは違い、
人間の手が及びきっていないので、
危ない植物が普通に生えている。

知識を持って、
山に赴き、
気を付けたい。

街で一生生きていれば、
危ない植物に出会うことはないわけである。

しかし、なんとなく、
そんな人生は嘘だと思ってしまう。

クリーンで、リスクがなくて、
安全な人生は、
なんとなく、
人生じゃないような気がする。

まぁ、町中だけでも、
さまざまなリスクはあるんだろうけれど。

 

おわり

 

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