草マルチの効果

数学科脱サラお百姓・かんざえもんです。

このブログ記事では、

  • 「草マルチはどういう効果があるんだろう」

と考えている読者に向けて書かれています。

このブログ記事を読むと、

  • 「草マルチの効果ってそういうのがあるんだね」

とわかってもらえます。

前提

以下の前提を共有しておきます。

  • 僕は家族で自給自足のための野菜を育てている
  • 畑はトラクターで耕されて、畝立ても行われている
  • 化成肥料を使っている
  • 除草剤や防虫剤は使用していない
  • 畑の端に柿の木があり、その周辺が草だらけ

いわゆる自然農法とは異なります。

不耕起、無肥料は破っています。

草マルチの効果

草マルチの効果は以下になります。

  1. 雑草が生えてくるのを防ぐ

    草マルチ(Before) 豆の種まきをしたところ

    草マルチ(After)
    厚く草を敷いたところからは雑草が生えていない

    日光を遮断するくらい厚く敷かないと、雑草防除効果は薄い模様です。

  2. 土壌の乾燥を防止する

    草マルチをどけてみると、地面が湿って黒くなっている

    3日ほど水がやられていないのにまだ湿っている状況です。
    当然、むき出された地面のところは乾いています。

  3. 敷いた草の中で多様な生態系が生まれる

    ナメクジがいます

    枯れ草を分解してくれるヤスデがいます

    左下にオオキンカメムシがいます

    アカダニ(タカラダニ)がいます

    ダンゴムシがいます

    草マルチをしていない土には生物はいません

     

  4. 雨が土に直(じか)に当たらない
    1. 泥がはねて野菜にかかって、土壌細菌にかかって病気になることを防ぎます
    2. 畝から土が流れることを防ぎます
  5. 敷いた草が分解して肥料になる
    ビニールマルチとは違って、分解します
  6. 地温や湿度が安定しやすい
    草マルチがお布団のような役割を果たします。

以上が草マルチの効果になります。

とてもメリットが多いと思うので、僕はやらない手はないと思っています。

草マルチの方が、草刈りの作業よりも楽だとも思います。

 

注意点1

3の「多様な生態系が生まれる」というところですが、
ある意味、害虫を呼び寄せます。

「害虫」という言葉はかなり不正確です。

たとえば、
ダンゴムシは草の新芽を食べます。

新芽が雑草の新芽であれば、
ダンゴムシは除草してくれる「益虫」です。

新芽が野菜の新芽であれば、
ダンゴムシは野菜を食い荒らす「害虫」です。

要するに、
害虫かどうかは時と場合によりけり
です。

かんざえもん流では、
バランスのよい生態系を作ればいい
と考えます。

害虫も害虫の天敵も、天敵の天敵も、
豊富に生態系がいることにより、
バランスが保たれればよいと思っています。

さらに、
寄ってくる虫は、
土壌成分の指標にもなります。

たとえば、ダンゴムシが湧きすぎる畑は、
カルシウム成分が多すぎる
などとわかります。

草マルチで虫を呼ぶことで、
土づくりにも生かすことができます。

 

注意点2

6の草マルチの地温について。

草マルチをすることで地温は高くはなりません。

トマトなど、乾燥地帯に生えていた植物からすると、
地温の上昇は大切なので、
草マルチを控えるか、
一部分だけにした方がいいかもしれません。

草マルチをすると、
地温の変化がゆるやかになります。

熱くなり過ぎず、冷たくなりすぎません。

昼間の直射日光は草マルチで妨げられるので、
地面の温度はそれほど上がりません。

一方、夜間の放射冷却も草マルチで妨げられるので、
地面の温度はそれほど下がりません。
(※放射冷却とは、高温の物体が熱を外に放射して冷める現象)

そして、地面からの水蒸気の発散も草マルチに吸収されるので、
乾燥を防げるということもあります。

 

まとめ

なによりも、なるべく自然のもので済ますことで、
より畑の自然について詳しくなることが
僕にとっては面白いです。

草マルチの仕方については下記の記事も参照してください。

https://kanzaemon4.com/?p=74

 

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