特殊伐採その4.難所、突破

 

特殊伐採見習い中の私は、
今日、
一本はしごを細めのヒノキにかけて、
枝打ちをした。

ハーネスを履いて、
ラインヤードをヒノキに回しながら、
手ノコで枝を打っていく。

ラインヤードを使うのは、
人生で2回目だった。

ラインヤードは基本的に
テンションをかけた状態でいることが望ましい。

ラインヤードにテンションをかけている状態は、
身体が保持されている状態で、
その状態だと、
樹上での作業が安定して楽になるし、
安全性も増す。

さて、
今回のヒノキの枝打ちの反省点。

まず、基本的にどんな作業でも、

  • 準備
  • 作業
  • 片付け

という3つのフェーズがある。

そして、
仕事ができる人間というのは、
片付けのことを意識して作業ができる人間のことだと
僕は考えている。

つまり予備動作が行えている、
あるいは、作業の流れ、段取りがわかっていて
なおかつ、片付けがうまく流れるように実際に作業ができる。

今回、
ラインヤードや一本梯子を使うのが初めてに近いこともあり、
作業に集中してしまい、
片付けにまで頭を向かわせることができなかった。

枝打ちの場合、
樹上で枝を打ったら、
その枝をどこかに集積して片付けてなくてはならない。

まず、枝の集積場所の確認を怠ってしまった。

とりあえず、
目の前の木に登る、
ということに注意が奪われてしまった。

そして、
枝を伐るときに
片手で手のこを引いて、
もう片方の手で、
枝を持ったらよかった。

そうすれば、
狙った集積箇所にきちんと
枝を放ることができた。

最初は切ることばかりに集中して、
伐った枝をそのまま落としてしまっていた。

あるいは、適当にあらぬ方向へと投げたりしてしまっていた。

そうして、一本梯子に枝が引っ掛かって、
降りるときに非常に降りにくいという状況を作ってしまった。

これでは、
仕事ができない人間
ということになってしまう。

####

 

ヒノキ、あるいはもっと一般に針葉樹の枝打ちは、
以下の振る舞いをする。

まず、
枝の太さの判断。

枝が細いと、
のこぎりで一回引いただけで伐れたりする。
はじけ飛ぶ。

枝が太い場合、
まず、上から切っていくと、
半分くらい切れ目がいったところで、
枝の重みで枝が折れる。

まだ完全に枝を伐っていないので、
繋がった状態で、
へし折れて、
幹に沿うような形で枝先は垂れる。

それから、
さらに切れ目を入れていくことで
枝を完全に幹から切り離すことになる。

枝先が垂れるまでは、
枝を持っておく必要はない。

枝を幹から完全に切り離すときに、
枝をもって、
切り離せば、
伐った枝を持つのには十分である。

それを知っておこう。

###

それから危険予知として、
のこぎりの刃の方向に絶対に手や腕を置かないことを心掛けたい。

実のところ、
それをしてしまってのケガが私にはけっこう多い。

###

 

あとは枝を落とすときに、
枝の落ちるときのふるまいと
枝が落ちた後のふるまいについて知っておくことが大切かもしれない。

枝先を落とすと、
けっこう弾力ではねて
自分が思っていたところよりも
遠くの位置に落ち着く。

これはけっこう危ない。

重い枝だと、
枝の根元をもって
そのまま落とすほかなくなるが、
それではダメな場合もあると思う。

なるべく枝を水平にした状態で落とすことが大切かもしれない。

そうすれば、地面からの跳ね返りも少なるように思う。

僕の作業の方はこういう感じ。

あとは、グラウンダーとして、
ロープジャックを行った。

ロープジャックは荷重分散の宝庫である。

ロープでジャックすることで、
ロープにたわみができる。

そのたわみを解消するために、
下から引っ張る。

そうしてたわみがなくなったら
再度ロープをジャックする。

そうしてロープを張っていく。

ロープジャックを外すときは、
荷重分散を繰り返すことになる。

まず、ロープをジャックすると、
ロープがたわむ。

そのたわみのおかげで、
ロープジャックの上の部分が外せる。

そして、荷重は下の部分にかかる。

下の部分にかかった荷重を今度は、
上の部分に荷重を逃がしたい。

そのためには、
まず、
ポーターラップに荷重を少し預けてから、
ロープジャックの上の部分を下の部分に近づける。

そうすると、
たわみが作られることになり、
荷重が上の部分にずれる。

そうして、下の部分の金具を取り外すことができる。

その頃には荷重はポーターラップに逃げていて、
上の部分の金具も外れるというような段取りである。

ロープジャックを外すのだから、
結局はポーターラップにすべての荷重を移す必要があるというわけである。

###

 

あとカウヒッチを改めて学んだ。

あと
CEラインヤードを覚えてと言われて
スネイクアンカーとスネイクテイルの違いを言われて、
ジグザグという金色のギア(器具)も教えられて、
それから、
R2D2みたいな名前のギアについても言及されたけれどもあまり覚えられていない。

何に使うのかがよくわからない。

あとリグとルーピーとかの話をされたけれども、
大きさの違いだけなのに、
名称が違いすぎてちょっと困っている。

何に使うのかもよくわからない。

そこはおいおいに勉強、という感じか。

まずはグラウンダーとして役に立てるようになるほうが、
実践的でかつ、実用的であると感じる。

 

筋トレについては褒められた。

 

 

おわり

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です