特殊伐採その1.電線上に枝が張り出したナラ

 

 

上の写真のように、

電線の上にナラの枝が張り出している。

非常に危ないのでこれを伐るというのが今回の仕事である。

そして、その仕事を手伝う私。

 

特殊伐採の現場に同行したことが無い人だと、

何を言っているのかわからないと思うが、

とりあえず、書いていってみる。

 

まず、

ナラの枝を切るのに邪魔な、

枝を縫って生えている杉やヒノキを伐っていくところが一日目。

スパナー(木に刺す爪のついたブーツ)で登って、

枝を落としながら登り、

トップカット(木の頭を伐り飛ばす)で降りてくる。

ある程度、トップカットで木の背を小さくしたら

あとは下に降りて、

通常通りの伐倒を行う。

 

一応、ポーターラップ(木の荷重を摩擦で受け止める器具)を使用しつつ、

杉については、

ブロック(滑車)とリギングロープ(切った木を吊るロープ)で動的な特殊伐採。

ヒノキに関しては、

ブロックとリギングロープとタグロープ(リギングロープの他に括り付けるロープ)を使って、

静的(?)な樹上作業が行われた。

 

ポーターラップを木の根元に結びつけるカウヒッチ(ロープワークの一つ)のやり方がわからず、

私はしどろもどろして、

結局、クライマー(樹上作業のために木に登る人)にしてもらった。

本来は、グラウンダー(地上で作業する人)の仕事なのだが。

それから、

リギングロープをポーターラップに巻き付けたり、

リギングロープをもってロープの張りを操作して、

切った木の丸太を下ろす作業をした。

切った木は、

最近、購入したハスクバーナのチェンソー550XP markIIで枝払い(枝を刈ること)と玉切り(幹を切断すること)をして、

枝類はトラックに積み、

玉木は、集積して置いた。

そのような作業が半日プラスアルファほどかかり、

いったん、作業は終わった。

雨が降ってきた。

 

次回は、

ナラの奥にナラより高く生えているクスの木から、

ロープを伸ばして、

リムウォーク(枝を歩く)という技術で、

ナラの枝先まで歩いていき、

クスからナラの枝先にロープをかけて、

枝を起こして、

電線の上から外すという方向でやっていくとのこと。

 

めちゃくちゃ危なそう、、、。

ナラは生きているし、

丈夫な木なので折れる心配はあんまりないのかもしれないが、

枝先はかなり揺れるだろうし、

揺れたらバランスが崩れるだろうし、

恐怖心も高まりそうである。

そして、グラウンダーの方では、

ナラの枝を起こすために、

下で5倍力のシステムを作り、

それをポーターラップに紐づけて、

ロープジャックのように

荷重分散をしながら、

ナラの枝先を引いていくことをしていく。

特殊伐採の現場に同行したことが無い人だと、

何を言っているのかわからないと思うが、

とりあえずそのような難しそうなことが待っているということをお教えしておきたい。

 

非常に、怖い現場である。

知識を入れていこう。

 

おわり

 

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