【読書】中野明『14歳からのマーケティング』(総合法令出版)

 

中野明『14歳からのマーケティング』(総合法令出版)

を読了した。

 

この本を読んだモチベーションは

「マーケティングという言葉をよく聞くけれども、どういうものなのか、概要を知りたい」
というものであった。

この本を読んで、確かに概要を知ることができた。

僕としては、
やはり、
農作物を販売したり、
自然の恵みで得られたものを販売したいと思っていて。

そのためには、
お客さんのニーズを理解することが大切なので、
その辺をどうにかする知識を得ることが必要だった。

 

マーケティングとは

「人々のニーズに応えて、利益を上げる」
ということである。

「これは、ビジネスの定義なんじゃないのかな」
と思ったけれど、
ビジネスは、多分、もっと別のことなのだろう。

「ニーズに応えず、利益を上げる」
が詐欺。

「ニーズに応えて、利益を上げない」
が、ボランティア、
という比較は非常にわかりやすかった。

『14歳からの、、』と謳っているだけあり、
内容はわかりやすいものとなっている。

 

###

 

本文中に、
「AKB48のターゲティング」
という章がある。

マーケティングには、順序があり、

  1. 調査
  2. セグメンテーション
  3. ターゲティング
  4. ポジショニング
  5. マーケティング・ミックス
  6. 実施
  7. 管理

となっている。

セグメンテーションとは、
ニーズに応える人々をいくつかのまとまりに分割していく
というものである。

ターゲティングとは、
ニーズに応える人の集団を特定する、
というものである。

AKB48は、
「彼女のいない、オタク気質なモテない男子」というセグメントを
をターゲットにしている。

セグメンテーションをさらに行って、

  • 可愛い系が好きな非モテ男子
  • 綺麗系が好きな非モテ男子
  • ボーイッシュ系が好きな非モテ男子

とセグメントを絞ることもできるが、

48人の女性を人グループにすることにより、
セグメンテーションを絞ることなく、
大きなセグメントをターゲットにすることで、
ニーズを満たせる顧客を増やしたというわけである。

こう考えると、
AKB48にハマるのがなんか相手の意のままになっている感じがして、
腹立ちますね。
(別にAKB48が好きなわけではないが)

しかし、セグメンテーションと、ターゲティングの妙を感じた。

###

 

本書を読んだ感じでは、
マーケティングの概要を知ることはもちろんだが、
実際にビジネスを展開していく上では、

「48人の多様な女の子を集めて、
ターゲティングするセグメントを大きいサイズのままで
マーケティングしよう」

というような、
実際の顧客の心情についてよく理解しておかないと厳しい。

ある種のアイディアというか、
「ひねり」
がないと、

競合他者に負けないマーケティングをすることは難しそうだし、
そもそも顧客のニーズに応えていけるのかが微妙である。

本書を読んだことで、
マーケティングの手順と、その基礎を知ることはできたが、
それだけでは、不十分である。

 

おわり

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です