【特殊伐採】ショックローディング

このブログ記事は、

  • 「特殊伐採ってどんなものだろうか」

という人が、

  • 「なるほど、そんな感じで特殊伐採ってするんだ」

とわかるために書かれています。

まず、特殊伐採とはなにかという話からしていきます。

 

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樹木が1本そこにあるとする。

これを切ろう。

しかし、伐倒(切って倒す)する場所がないとする。

家などの建築物があったりして。

その場合、
普通に伐倒することができないので、
特殊な伐採をする必要が出てくる。

それが特殊伐採。

2人の人間でこの特殊伐採を行おう。

1人目の人間は木に登る。

この人をクライマーと呼ぶ。

2人目の人間は木に登らず、下で待っていよう。

この人をグラウンダーと呼ぶ。

 

 

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そしてオーソドックスな方法として、

ショックローディング

という伐採方法がある。

まず、
木の根元に、
ポータラップ
を設置する。

ポータラップについては後で説明する。

それから、
木に登る。

木に登る方法もいくつかあって、

  • 足に爪を履かせて、
    木にロープを回して上る方法
  • 木にロープをかけて、
    ロープを引っ張りながら登る方法

がある。

そうして木にある程度登ったら、
そこに滑車をつける。

特殊伐採の用語では、
滑車はブロックと呼ばれる。

ブロックを備え付けるときのロープを
ウーピーロープとか、
ルーピーロープなどという。はず。

 

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そこまでしたら、
グラウンダーの人が、
木を吊るすためのロープを
クライマーに渡す。

このロープをリギングロープという。

クライマーは、
リギングロープを受け取り、
リギングロープをブロック(滑車)に通して
リギングロープを木の太目の枝(や幹)に括り付ける。

そうして、
クライマーは、
今度は、
グラウンダーから
チェンソーを受け渡される。

グラウンダーは、
チェンソーやら、ロープやらを、
クライマーが木の上から垂らしてきたロープに
括(くく)り付けて、
受け渡す。

(この括るときに使われるロープワークが
シートベントスリップベントである)

グランだーの人は、
先ほど樹木の根元に設置した
ポータラップにリギングロープを通す。
(ポータラップについては後ほど説明する)

そして、
チェンソーを受け取ったクライマーは、
チェンソーでリギングロープを括り付けた木の枝(や幹)を
切っていく。

チェンソーで切れたら、
当然のことながら、
木の枝は、
落ちることなる。

しかし、リギングロープを括り付けてあって、
リギングロープはブロック(滑車)を通っているので、
落ちた木の丸太は、
ブラーンといったん、宙に浮くことになる。

そうして、地面に落ちてしまうことを防ぐわけである。

ここでポータラップについての説明が入るが、
切り倒された木の丸太は当然、落ちることになる。

そして、丸太はそのまま落ちたら、
地面がへこむくらいの衝撃になる。

その衝撃を、
受け止めるのがポーターラップとリギングロープの
「摩擦力」
のわけである。

丸太が落ちたときの衝撃は
ポーターラップにガツンとかかるわけである。

そうして、
衝撃をポーターラップに吸収させて、
あとは、ゆるゆるとロープを緩めて、
木の根元近くに、
安全に置いておく、
というわけである。

以上が、簡単な特殊伐採、
ショックローディング
というものになる。

 

 

おわり

 

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